2012年

2月

03日

懐深く


この日は昼間、ニューメディア・アーティストであり演出家でもあるチョイ・カファイ(Cyoy Ka Fai)の

 

インタヴューを受けるため、京都芸術センターに行きました。

 

彼は2月17日から新長田にあるDance Boxで開催される、KOBE-Asia Contemporary Dance Festival #2の

 

作品制作と発表の為に来日、滞在されています。今回のフェスティバルで彼は関西という土壌で、

 

コンテンポラリーダンスがどのように発展してきたのかを、私を含めた関西の振付家・演出家数十人に

 

インタビューし、そこから見えてくる新たな地図をつくることを試みるのだそうです。

 

彼は昨年開催されたフェスティバル/トーキョーでも作品を発表されていて、その時は過去の著名な振付家の動きを

 

映像で真似をし、その動きの情報をセンサーでパソコンに取り込み数値化することで、表層的な動きでは

 

あるけれども、だれもが土方やローザスの動きを体験できるというようなことをやったそうです。


http://www.ka5.info/prospectus.html

 

さて、今回のインタヴューがどんな風に作品として仕上がっていくのか?楽しみです。

 

http://www.db-dancebox.org/04_sc/1202_kacdf02_j/index.html

 

夜は合気道の稽古に行きました。今日もいつものように、師範からもっと腕の力を抜くことを言われました。

 

力を抜く=自然体でいるというのは本当に難しいことだなと感じます。

 

人間は誰しも、何かしらの欲や体裁、見栄というものに囚われていて、そこからは中々自由になれないものです。

 

重力に従うとか、道理に素直になること、普通に生きることが一番難しいことなのかもしれません。

 

そんなことを感じながら、稽古の中で師範が一教の裏技の模範演技をやりながら、

 

「こうやって相手を自分の懐深く受け入れたら、力なんて要りませんよ」と、これも今までの稽古で

 

何度も耳にした言葉でしたが、その時はとても身体に響き、落ちてきました。

 

今にして思うと、その前の日にやったパフォーマンス”ここだけの話”がそんな風に出来たら

 

もっと素敵な時間と空間になるのだろうなと、まあ、これは次への良い課題が見つかったなと思っています。