山口滞在四日目


 本番当日、この日も先ずはお灸で身体に気を通し、ヨガでストレッチ。午前中は確認も兼ねて頭から軽押し。

 

昼に照明と音響合わせを行い、テクニカルが入ってのゲネプロを行いました。

 

そして本番、声帯にまつわる様々な考察を身体に乗せ二人で踊りました。

 

個人的には、決して大きな声ではなく小さい声の震え、それはマイノリティーの声や、

 

今も世界の各地の戦地に迫害、また差別が行われている場所で発せられている痛みを抱えた声帯の振動、

 

そして声の波形を踊りながら過去に発せられて空間を漂っている様々な声に想いを巡らせこと、

 

今回のクリエーションでそんな想いを改めて思い返し、ダンスに出来たことが良かったなと思います。

 

終演後、観に来てくれたYCAMのスタッフの方が、時間やお金も掛けなくても面白いことが出来るんだと思ったと

 

言ってくれたことや、イマイチ主宰の大脇くんが喜んでくれたことは嬉しかったです。

 

そしてご一緒したイフクさんにとっても意義ある公演になったようで、それが何より良かったです。

 

彼女の次の一歩を踏み出すきっかけとなる公演に立ち会えて僕も幸せです。

 

今回の経験を経た彼女のダンスやダンスを通した活動が、どんな風になっていくのか楽しみでなりません。