2015年

4月

29日

愛知大WS1回目

 昨年に引き続き、吉野さつきさん、山田晋平さんが教鞭をとる愛知大学の授業でワークショップを行いました。


これまた昨年に引き続き、そのクラスをダンサーの増田美佳さんとそれぞれ2回ずつ計4回のクラスを担当することに。


今年は、昨年より更にテーマを絞り込み「お葬式」パフォーマンスを作ることに。


この日は、トップバッターとしてその1回目のクラスを私が行ってきました。


先ず簡単に自己紹介。また吉野さん、及び愛知大学とのこれまでの関わりを説明するところからスタート。

ストレッチを行いながら、その過程で二人一組になってお互いの身体を見合い、感じ合うことを行いました。


またストレッチは、いかに脱力しながら出来るか、その方が効率的に身体を使えることを感じてもらいました。


ストレッチの最後に、二人一組になって背中合わせになって起き上がるを行い、


どのように協働し合うと力を抜いて楽に運動を行えるかを考察し合いました。


ここまでを大凡1時間弱掛けて、じっくりゆっくりと。

そこから映像でメキシコの「老人の踊り」を見せて、5人一組になってそれぞれ練習。


そして、音に合わせて一組ずつやって見合いました。クラスはここで一旦休憩。

さて、再開後、「老人の踊り」のチーム毎にフィードバックしました。


質問事項は、やってみてどうだったか?、他のチームを見ていてどう思ったか?


この踊りが何故「老人の踊り」という名前になっているのか?の以上3点。

フィードバックの終わりに、この踊りが先住民族の踊りで、老人のお面はスペイン人が年を取ると


直ぐに老けてしまうことを揶揄したものであること等を解説すると学生達は驚いていました。


それから、この踊りに込められた想い、表現することの意味に付いて考えてもらいました。

次に、メキシコの死児の写真についての資料を読み、異なる文化に於ける死生観の違いについて簡単に解説。

そこから祈る(prey)ことを、いかに(play)出来るかを考えてみる取り組みとして


「自分たちのお葬式」をやってみることに。


組み分けは「老人の踊り」を行った同じメンバーで引き続きチームを組みました。


5人の中から一人死者役を決めて、他の4人が家から持ってきてもらった”自分の身の回りにある愛しいもの”で


飾って祭壇作りを行いました。


この時にも、「老人の踊り」の時と同様に次のことを考察しながらやってもらうことに。


1、誰を死者役にするか?また、それはどういう理由で決まったのか?


2、どこを祭壇場所にするか?またその理由は何故か?


3、自分たちのお葬式に名前を付けるとしたら何か?そしてその理由は?

一旦飾り付けが終わったところで記念撮影 。それをパソコンに取り込み、各チーム見合いました。


そして、ここでフィードバックしてもらい上記の三点について、それぞれ言語化して貰いました。

また、私が昨年高槻で行った「お葬式WS」と、メキシコにフィールドワークに行った「死者の祭り」の写真を見せ、


次に向けてどうするかを考える時間を取りました。

最後に、この祭壇に配置するまでの動きや、そこからの儀式(踊り)を決めて、


私の次回はそれをパフォーマンスとして行いましょうということに。


その為に世界のお葬式に付いてリサーチしたり、それに向けた話し合いをしておいて下さいと


課題を与えておきました。

次回、私が受け持つ6月までの間に2回、増田さんが踊りについてのアプローチを進めてくれる予定です。


彼女のことですから、とても丁寧に且つ知的な作業を行ってくれる筈です。


我々二人と学生との共同作業によって一体どんな「お葬式」が産まれるのか。


次回のワークショップは6月3日です。