猿とモルターレ・仙台公演初日

 猿とモルターレ、仙台公演、無事に幕を開けました!

 

初日の今日は、地元仙台ばかりでなく、京都、東京、青森からも駆けつけてくれました。あー嬉し。

 

評判は上々、また、足揉みたい等で共演頂いている仙台ダンサーズが

 

充実した気持ちでこの公演に参加してくれているのが何より嬉しい。

 

ちなみに、当日パンフには下記の文章を寄せました。どうぞご笑覧ください。

 

 

”震災後、仙台と名取を中心に、私はそこで暮らす友人や避難所生活の方々と交流する場を持たせて頂いた。

 

その中でも特に困難で大変な状況を経験した方と話す機会を持ち、

 

それぞれのsalto mortale(=命懸けの跳躍)を考察する中で、未来に向けた私たちのsalto mortaleを模索しようと試みた。

 

ただ現時点で分かったことといえば、そこに対する明確な解というには程遠く、

 

むしろ、見る、聞く、感じるといった、自明だと感じていた自らの感覚に疑いを持ち、

 

揺らしてみることを始めること、そして、そうやって想像する力の貧弱さを思い知る中でしか、

 

そこには辿り着けそうにもないということだ。

 

自らの感覚器官の劣化に気づき、想像力に不信を抱くこと。

 

そんな一見するとネガティブな方法を選択することが、私たちがsalto mortaleへと辿り着く唯一の方法なのかもしれない。

 

しかし、そうすることで、やっと目が見開き、耳澄ませることが可能となり、

 

見えないモノや、耳には聞こえないコトへの感覚が開き、それが今という時間を再構築し、

 

未来を手繰り寄せる跳躍を生むのではないかと、今はそう感じている。


最後に、今回の公演を企画し多大な尽力を払ってくれた千田優太さん及び仙台の多くの友に感謝の意を表したい。


ありがとう。”